言葉の使い方や意味などを深掘りしてご紹介いたします!

贈る言葉情報館

挨拶・スピーチ

「謝罪」と「謝る」の違い!わかりやすく例文で解説するよ!

更新日:

 
「謝罪」と「謝る」。

どちらも「謝」という漢字が使われています。

「謝」は「謝罪」の他に「感謝」「謝礼」など、つつしんで発言するといった意味があるようです。
 
 
ところで、「謝罪」と「謝る」は同じ意味だと思ってきましたが…。

実は、似ているようで違った部分もあるようです…。
 
 
ということは、「謝罪」と「謝る」は使い分けが必要であるということ!

そんなわけで、「謝罪」と「謝る」を徹底調査してみましたよ!
 
 
本記事では、「謝罪」と「謝る」の意味の違いと使い分けについて、わかりやすく解説していきます。

かなり深掘りしましたので、ご期待ください!
 

スポンサードリンク

 

1.「謝罪」と「謝る」の意味の違い!

最初に、「謝罪」と「謝る」の意味の違いを端的にお伝えします。

「謝罪」は、過ちや罪に対して詫びることです。

一方の「謝る」は、全ての事象に対して詫びること。

さらに「謝る」には、降参するという意味もあります。

 
広い意味で「謝る」があって、その中に「謝罪」が含まれるイメージですね。

では、もっとわかりやすく紐解いていきますね。
 

①「謝罪」の意味とは!

「謝罪」とは、過ちや罪に対して詫びること。

要するに、自分の失敗がもとになり相手に被害を及ぼした時に詫びるのが「謝罪」です。
 
 
たとえば、自分の発注ミスで会社に損害を与えてしまった場合に詫びる行為が「謝罪」ということ。

会社が被害を受けているから「謝罪」なのですね。
 
 
また、自分が販売した食品で食中毒を起こしてしまったお客様に詫びるのも「謝罪」。

お客様が、健康被害を受けていますので「謝罪」ということ。
 
 
こういった、相手が負った被害に対して詫びることが「謝罪」です。

被害
 

②「謝る」の意味とは!

一方の「謝る」は、相手が被害を受けたとしても、被害が無かったとしても全ての事に対して詫びることです。
 
 
ですから、相手が被害を受けた場合に「謝る」行為は「謝罪」と同じ意味になります。

また、相手が被害を受けていない場合にも「謝る」ことがあります。
 
 
たとえば、飲食店で常連客に「20年以上もこの店に通っているが、焼き物の味が変わった!」と言われたらどうしますか?

「大変申し訳ございません」と店長が発言します。

これが、被害を及ぼしていないのですが「謝る」行為。
 
 
その他にも「お待たせして申し訳ございません」や「当社従業員が失礼な対応をしてしまい申し訳ございません」など全て被害を及ぼしていない中での「謝る」行為ですね。

ゴメン
 

③「謝る」には降参するという意味も!

「謝る」には、意外に知られていないのですが降参するといった意味もあります。

「あなたにはとてもかなわない」「参りました」といのが「謝る」
 
 
なんとなく「…んっ?」と思った方もいるかもしれませんが…。

わかりやすく言うと、「恐れ入ります」や「恐縮です」という言葉がありますよね。

これが、「謝る」です。
 
 
「すみません」や「申し訳ありません」と似たような使い方をしますが、微妙に意味合いが違います。

「恐れ入ります」は、正確には「あなたには、私など足元にも及びません」という意味で、相手を敬った言葉。
 
 
これって「降参する」ことと同じですよね。

この「恐れ入ります」「恐縮です」が「謝る」なのです。

将棋
 

④「謝罪」と「謝る」の違いを整理!

では、ここで一旦「謝罪」と「謝る」の違いを整理しますね。
 
 
過ちや罪に対して詫びることが「謝罪」です。

そして、ただ詫びることが「謝る」
 
 
ですから、過ちや罪に対して詫びることも「謝る」ということですね。

さらに、「謝る」には降参するという意味もありますので覚えておきましょう。
 

スポンサードリンク

 

2.「謝罪」と「謝る」の辞書での意味!

続いて、「謝罪」と「謝る」の意味が辞書ではどうなっているのか、一応確認していきます。
 

①「謝罪」の辞書での意味!

【謝罪】

・罪・おやまちをわびること。「―の言葉もない」「被害者に―する」

引用元:旺文社国語辞典

「罪」「過ち」に対して詫びることで、前項で解説したとおりです。

お詫び
 

②「謝る」の辞書での意味!

【謝る】

①悪いと思ってわびる。謝罪する。「手をついて―」

②降参する。閉口する。

引用元:旺文社国語辞典

「詫びる」こと全てが「謝る」こと。

さらに①の意味に「謝罪」がありますので、同じ意味ということですね。

そして意味②が降参の意味。
 

スポンサードリンク

 

3.「謝罪」と「謝る」の使い方!

最後に、「謝罪」と「謝る」の使い方を例文で紹介します。
 

①「謝罪」の使い方!

・裁判で名誉毀損が確定したことから原告側に正式に謝罪した。

・自分のミスで損害を与えたのであれば謝罪するのが筋だろう。

・刑務所から遺族に対し何度も謝罪文を送ったが受け取ってもらえなかった。

・先日の不祥事に対する謝罪のために参りました。

・当社の食品で体調不良を起こしたのであれば正式に謝罪いたします。

悶絶
 

②「謝る」の使い方!

・当社社員がお客様に不快な思いをさせたことを謝ります。

・当社に非がないにしても一旦は謝った方がよいのではないか。

・皆様の期待に応えることができなかったことを謝ります。

・長時間お待たせしてしまったことを謝ります。

・あの人の押しの強さには、自分は謝るしかない。(降参する)
 

スポンサードリンク

 

まとめ

以上が、「謝罪」と「謝る」の意味の違いと使い分けについてでした。
 
 
「謝罪」は、過ちや罪に対して詫びること。

「謝る」は、ただ詫びることですね。
 
 
「謝る」は過ちや罪に対して詫びることも含みますので、大きな「謝る」の中に「謝罪」が含まれるということ。

あと忘れてはいけないのが、「謝る」には降参するという意味もありますので覚えておいてくださいね。

ところで、「謝罪」と「謝る」の意味を説明していく中で、「詫びる」という言葉を多く使ってきました。

「お詫び」という言葉の意味を詳しく解説した記事がありますよ。

もしよかったら、下の関連記事をご覧ください。

「謝罪」と「お詫び」の違い!例文でわかりやすく解説するよ!

 

関連記事と広告

-挨拶・スピーチ

Copyright© 贈る言葉情報館 , 2020 All Rights Reserved Powered by STINGER.