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「保護者」と「親」の違いを解説!やはり確かな差があったよ!

更新日:

 
「保護者」と「親」。

普通に考えれば、「保護者」も「親」も意味は同じだと思うのですが…。
 
 
よくニュースでも、「学校から保護者に対し…」と出ますし…。

この「保護者」って、「親」のことだと思っていました…。

ですが、「実は一致しないこともある?」といったことを耳にしまして…。
 
 
 
ということで、この2つの言葉の意味を徹底的に分析してみましたよ!

やはり、「保護者」と「親」には微妙な違いがありました!
 
 
本記事では、「保護者」と「親」の意味の違いと使い分けについて、わかりやすく解説していきます。

かなり深掘りしましたので、ご期待ください!
 

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1.「保護者」と「親」の意味の違い!

まずは、「保護者」と「親」の意味の違いを端的にお伝えします。

「親」とは、生んでくれた父と母、また、他人の生んだ子をわが子として養い育てる養父母のこと。

「保護者」とは、未成年の子供などを保護する義務のある人のことで、主に親権者や後見人。

 
一言であらわすと、こういった違いです。

それでは、さらに詳しく紐解いていきますね。
 

①「親」の意味とは!

「親」は、生んでくれた父と母、また、他人の生んだ子をわが子として養い育てる養父母のこと。
 
 
まさにそのとおりで、「お父さん」や「お母さん」が「親」です。

これは、人間以外の動物でも同じ。
 
 
そして一般的には、実際に生んでくれた父母以外に、養父母も「親」です。

生んでくれた「親」を「生みの親」、育ててくれた「親」を「育ての親」といいますが、「親」は「親」ですね。

親子
 

②「保護者」の意味とは!

「保護者」は、未成年の子供などを保護する義務のある人のこと。
 
 
保護するということは、つまりその子供を守るということ。

子供ですので、普通はお金を稼ぐのも難しいですし、食事を自分で調達するのは厳しいですよね。
 
 
住居も自分で確保するのは困難です。

そういった子供を守ること、つまり衣食住を提供してくれる義務のある人が「保護者」。
 
 
 
そして、この「保護者」は具体的には誰なのか?

これは、主に「親権者」と「後見人」が該当します。
 
 
まず、「親権者」ですが、これは「親」の考え方と少し違いますよ。

通常の夫婦生活における親権者は「父」と「母」なのですが、離婚してしまうと親権がどちらか一方となります。

これは養父母であっても同じ。
 
 
つまり、どちらかかが親権者ではなくなりますので、「保護者」でもなくなるのですね。

「親」は離婚しても「親」であることは変わりません。

しかし、「保護者」ではなくなってしまう可能性があるということです。
 
 
 
そして、もう一つの「後見人」。

「後見人」は、親権者が誰もいない状態の場合に、親権者の遺言で決まります。

その遺言で「後見人」となった人は、その子供に衣食住を提供して守る義務を負うのですね。
 
 
またこの「後見人」は、親権者の遺言がない場合、家庭裁判所が選任します。

ちなみに「後見人」は、その子供の親族の中から選任されるのが一般的。

後見人
 

③「保護者」と「親」の違いを整理!

それでは、ここで一度「保護者」と「親」の意味の違いを整理します。
 
 
生んでくれた父と母、また、養父母が「親」。

未成年の子供などを保護する義務のある人が「保護者」。
 
 
「親」と「保護者」は一致することもあれば、一致しない場合もあります。

 

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2.「保護者」と「親」の辞書での意味!

続いて、辞書による「保護者」と「親」の意味がどうなっているのか確認していきます。
 

①「保護者」の辞書での意味!

【保護者】

・未成年の子供などを保護する義務のある親、またはその代理人。

引用元:旺文社国語辞典

「親」と表現されていますが、「または代理人」とあります。

つまり、「親権者」と「後見人」のこと。

一応、「保護」の意味も載せておきます。

【保護】

・危険や破損・消滅のおそれなどから、弱い者やたいせつなものなどを守ること。かばうこと。「野鳥の―」「文化財を―する」

引用元:旺文社国語辞典

 
親子
 

②「親」の辞書での意味!

【親】

①父と母。生物の、子・卵を生んだもの。「―はなくとも子は育つ」「―の欲目(=親が子を実際以上によく見てしまうこと)」↔子

②他人の生んだ子を、わが子として養い育てる人。養父母。「育ての―」↔子

③祖先。「―代々」

④物のはじめ。元祖。

⑤物を生じふやすもの。「―芋」

⑥中心となるおもだったもの。「―会社」↔子

⑦小さいものに対して、大きいもの。「―指」

⑧ゲームなどで中心となる人。↔子

⑨無尽などの発起人。

引用元:旺文社国語辞典

意味①と②は説明したとおりの内容です。

その他にも、様々な意味を含んでいますね。

「親芋」や「親会社」など、多くが比喩的な使い方です。
 

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3.「保護者」と「親」の使い方!

最後に、「保護者」と「親」の使い方を例文で紹介します。
 

①「保護者」の使い方!

・体罰の事実を外部に漏らさないよう保護者全員に誓約書への署名を迫っていた。

・副園長は給付金や保護者からの保育料を私的な旅行や生活用品の購入に充てていた。

・SNSで誘い出されているかどうかまで保護者が把握することは難しい。

・養育環境の改善が見込まれる場合に限り、保護者へのサポートを強化した点にも注目。

・小学4年生から中学生、保護者などを対象とした「宇宙学校」を開催する。
 

②「親」の使い方!

・ひきこもる子を持つが高齢化していくとともに…。

・今までの言いなりだったが、初めて自分の意志で『ノー』を突きつけた。

・ロシアで撮影されたクマの子の動画が世界的に話題となる。

・子どもの受験校がかぶると、同士の牽制が始まり面倒。

が子どもを代理して遺産分割協議を進めてしまうと不都合です。
 

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まとめ

以上が、「保護者」と「親」の意味の違いと使い分けについてでした。
 
 
「親」は、生んでくれた父と母、また、他人の生んだ子をわが子として養い育てる養父母のこと。
 
 
「保護者」は、未成年の子供などを保護する義務のある人のこと。

子供を保護する義務を負うのは、主に親権者や後見人です。

「保護者」と「親」の意味の違いを説明しましたが、似た意味の言葉で「両親」があります。

この「親」と「両親」の持つ言葉の意味を、徹底的に調査した記事もありますよ!
 
 
実は、単純な違いではありません!

もしよかったら、下の関連記事をご覧ください。

「親」と「両親」の違い!使い分け方法を徹底解説するよ!

 

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