会話や文章などで頻繁に使われる「例えば」という言葉。
前に述べた事柄に対して具体的な例をあげて説明するときに用いる言葉で、「例をあげていえば」という意味。
また、ある場合を仮定するときに用いる言葉で、「仮に」「もしも」という意味でもあります。
では、この「例えば」、どのような場面でどのように使うべきなのか?
ということで、「例えば」の使い方を例文で紹介していきます。
特に、小学生にでもわかりやすいように簡単な短文で紹介しますので、ご期待ください。
1.「例えば」の例文を小学生にでもわかりやすく!
・将来は会社の社長になりたいと思っています。例えば、コンピューターに関係するIT企業なんかに興味があります。【例をあげていえば】
・緑黄色野菜を食べることは大切。緑黄色野菜とは、例えば、カボチャやニンジン、ピーマンや小松菜など、色が濃くてベータカロテンをたくさん含んだ野菜のことです。【例をあげていえば】
・将来は海外で仕事をしてみたいと思っています。例えば、アメリカのニューヨークやイギリスのロンドンなんか行ってみたいですね。【例をあげていえば】
・その欄は自分の趣味を書いてください。細かくなくて大丈夫です。例えば、読書やスポーツといった表現でも大丈夫ですよ。【例をあげていえば】
・柔道は打撃系の技は反則です。例えば、握りこぶしで殴ったり、足で蹴ったりすること。もちろんチョップや平手打ちもダメですよ。【例をあげていえば】
・あなたは、将来は海外でプレーしたいといいましたが…。例えば、私がプロチームの社長ならば、今のあなたを雇う気にはならないと思う。【仮に・もしも】
・東日本大震災では被災者のモラルの高さが話題になりました。例えば、海外の私の国で大地震が起きた場合、避難所では被災者同士のトラブルが後を絶たないと思う。【仮に・もしも】
・あなたは、非常時の備えができていますか?例えば、水道がストップしてしまった場合、トイレは使えなくなりますがあなたはどうしますか?【仮に・もしも】
・前回の試合では僅差で勝つことができた。今回、相手チームは作戦を変えてくるはず。例えば、奇襲を仕掛けてきた場合、どのように対処する?【仮に・もしも】
・例えば、あなたの願いが一つだけ叶うとなったら、あなたは何をお願いしますか?私だったらやっぱり宝くじの1等でしょうか…。【仮に・もしも】
2.「例えば」の類義語!
続いて、「例えば」と似た意味の言葉を紹介します。
「例をあげていえば」の意味では、「一例をあげると」。
あとは、「例として」「例示しますと」などが当てはまります。
「仮に」「もしも」の意味では、以下のとおり。
「そうだとして」
「そうであっても」
「例え」
「万が一」
「よしんば」
などがあります。
まとめ
以上が、「例えば」の例文についてでした。
参考にしてください。
「例えば」の意味は、「例をあげていえば」と「仮に」「もしも」の2つと解説しましたが…。
実は、正確にはもう2つあります。
「『ようだ』『ごとし』を伴って、ある事柄を他の事にたとえるときに用いる語」という意味と、「てっとり早く言うと」という意味。
ただし、最近では滅多に使われない意味なので、省略しました。