様々な場面でしょっちゅう使われる「しかし」という言葉。
意味は3種類あります。
一つが、今まで述べてきた事柄を受けて、それと相反することを述べるときに用いる「そうではあるが」という意味。
二つ目が、今まで述べてきた事柄を受けて、話題を転じるときに用いる「それはともかく」という意味。
三つ目が、感情をこめて言いはじめるときに用いる「それにしても」という意味。
では、この「しかし」、どのような場面でどのように使うべきなのか?
ということで、「しかし」の使い方を例文で紹介していきます。
特に、小学生にでもわかりやすいように簡単な短文で紹介しますので、ご期待ください。
1.小学生でもわかる「しかし」の例文!【そうではあるが】
・今日は楽しみにしていた運動会でリレーに出場する予定だった。しかし、突然の雨と雷によって運動会は中止されることになった。
・今日は外の気温が38度もあり、とても暑くて喉が渇いた。しかし、自動販売機の飲み物は全て売切れになって買うことができなかった。
・先週から、学校から帰宅したらすぐに勉強をすることにしたらしい。しかし、2日も続かなかったから、三日坊主よりもひどいということ。
・サッカー部は部員数が常にギリギリで、存続が危ぶまれていました。しかし、現在は人気の部活となって実力も増している。
・ずっと好きだったクラスメートに思い切って告白した。しかし、彼女の答えは「ごめんなさい」。見事に振られてしまった。
・普段であれば入学式が行われる時期だ。しかし、感染症の関係により各地で入学式は中止されているようだ。
2.小学生でもわかる「しかし」の例文!【それはともかく】
・財布を落として警察に届けたって?それは災難だったね…。しかし、今日使うお金はどうするの?
・親と喧嘩して家出してきた?帰るつもりはないというのはわかるのだが…。しかし、今日はどこに寝るつもりなの?
・自転車が完全に壊れたらしい…。この自転車は、修理は難しいと思うのだが…。しかし、自転車がなくてどうやって帰るつもりなのだろう?
・レギュラーに選ばれなかったら野球部を辞めると宣言していた。その結果残念ながら選ばれなかったのだが…。しかし、辞めてこれからどうするつもりなのか?
3.小学生でもわかる「しかし」の例文!【それにしても】
・しかし、激しい雨だね…。この土砂降りでは、傘をさしたとして間違いなくずぶぬれになるね。外には出られない。
・しかし、組み立てに時間がかかるよね…。この戸棚は組み立てがそれほど面倒なの?食事の時間なので早く片付けてほしいのだけれど…。
・しかし、今日は暑い…。まだ6月なのに、7月8月はどうなるのだろうか?考えるとゾッとするね…。
・しかし、すごい家だよ…。門をくぐってから玄関まで歩いて5分くらいかかった…。家の中はどれだけ広いのだろうか?
・しかし、本当に疲れた。引越しの手伝いは慣れているつもりだが、さすがに4階建ての最上階からの運搬は大変だった。
まとめ
以上が、「しかし」の例文についてでした。
参考にしてください。
「しかし」には、意味が3種類存在します。
使い分けには、気をつけてください。