故事成語である「百聞は一見にしかず」。
「100回聞くより1回見る方が良くわかる」という意味。
つまりは、「人から何度も聞くより、一度実際に自分の目で見る方が確かであり、よくわかる」という意味です。
では、この「百聞は一見にしかず」、どのような場面でどのように使うべきなのか?
ということで、「百聞は一見にしかず」の使い方を例文で紹介していきます。
特に、簡単な短文でわかりやすく紹介しますので、ご期待ください。
1.「百聞は一見にしかず」の例文を簡単な短文で!
・弊社のレジェンドコートの仕様が大変ご好評いただいておりますが、「百聞は一見にしかず」ですので、ぜひモデルハウスでご体感下さい。
・練習会に参加。百聞は一見にしかず。やってみなけりゃ解らない。テキストを見て自主練習をしているよりも、実際に体験してみると理解も深まり癒される量も増えていきます。
・当校では、皆さんの進路選択の参考にしていただくために「学校説明会」を開催しています。「百聞は一見にしかず」と言われています。ぜひ「来て・観て・体験」してください。
・まさに「百聞は一見にしかず」でした。とにかくやってみたからこそ見えてきました。頭で理解するのではなく、どれだけPDCAサイクルを回すかの重要性に気づきました。
・書く意味は、たとえ自分の考えであっても、文字の形で可視化し、それを見ることで、潜んでいる矛盾を見つけやすくなるから。「百聞は一見にしかず」は、こういうことも言える。
・「百聞は一見にしかず」という言葉がある。志望大学に出かけて、内容・施設・環境・入試情報などを自分の目で確かめることが大事。大学選びは一生にかかわることだ。
・「百聞は一見にしかず」と言うが、今のところ「治安が悪い」という噂ばかりが聞こえてきて、一度見たくらいではその噂が正しいとも間違っているとも言えない。
・考えてもらうための声掛けは必要だ。だた、百聞は一見にしかずというとおり、「指導者が伝えたいことを俯瞰されたアニメで確認してもらうことで、効果的に理解できないか」。
・広大な規模に一種類の花が咲くほうが「日本一の○○」とPRしやすいのかも知れないが、百聞は一見にしかずである。実際に訪れてみると、この花園の魅力がよくわかる。
・アメリカの空気に直に触れ理解を深めることができた。まさに「百聞は一見にしかず」。テレビや映画で見聞きしていた風景を目の当たりにし、五感を通して得たアメリカの一つ一つが印象深いものであった。
2.「百聞は一見にしかず」の類義語!
続いて、「百聞は一見にしかず」と似た意味の言葉を紹介します。
まずは、「論より証拠」。
「論より証拠」とは、「あれこれ論じるよりも証拠を示すことで物事は明らかになる」という意味です。
つまり、言葉ではなく「実物」を見せろということ。
その他は、以下のとおり。
「実際に見た方が早い」
「鯛も鮃も食うたものが知る」
「聞いた百より見た一つ」
「習うより慣れろ」
「百聞一見」
などがあります。
まとめ
以上が、「百聞は一見にしかず」の例文についてでした。
参考にしてください。
「百聞は一見にしかず」の「しかず」は、「如かず」と書きます。
ちなみに「如かず」とは、「及ばない」「かなわない」「~に越したことはない」という意味です。