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「衣」と「服」の違い!わかりやすく徹底的に解説するよ!

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「衣」と「服」という漢字があります…。

一文字ではありますが、どちらも意味があり言葉として成立しています。
 
 
さらに、「衣」と「服」を合わせた「衣服」という言葉も…。

色々とありますが、まぎらわしいいですよね…。
 
 
 
ということで、こういった言葉の意味を徹底的に調査してみました。

本記事では、「衣」と「服」の違いを中心にわかりやすく解説していきます。

もちろん、「衣服」についても紹介しますので、ご期待ください!
 

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1.「衣」と「服」の違い!辞書での意味は?

まずは、「衣」と「服」の違いを簡潔にお伝えします。
 

「衣」とは、基本的に「着る物」のこと。

一方の「服」も、基本的には「着る物」のことで、「衣」と同じ意味です。
 
 
ただし「服」には、「飲む」(例:服用)・「従事する」(例:服務)・「従う」(例:服従)・「身につけて忘れない」(例:服膺)・「身につける」(例:服佩)などの意味があり…。

こういった意味は、「衣」にはありません。

 

ということで、一言でまとめるとこのような違いになります。

それでは「衣」と「服」、それぞれの意味をさらに詳しく紹介しますね。
 

①「衣」の辞書での意味!

「衣」という漢字には、色々な読み方がありますが…。

辞書も、それぞれの読み方で意味を掲載しています。
 
 
その読み方順に、意味を紹介していきますね

最初は、最も前のページにある「い」から。
 

【衣(イ・エ・ころも・きぬ)】

①きもの。きぬ。「衣服・衣装・衣桁・衣紋・白衣・着衣・弊衣」

②けさ。僧服。「衣鉢・僧衣・法衣」

引用元:旺文社国語辞典

 
意味①は、「白衣」などの「衣(い)」ですので、そのまま「きもの」のことです。

意味②は、「けさ」「僧服」となっていますので、つまりはお坊さんが着る服のことで「きもの」の一つといってもいいでしょう。
 
 
次に「え」で引いてみましたが、「え」の欄には記載がありませんでした。
 
 
続いて、「きぬ」は下のとおり。
 

【衣(きぬ)】

①着る物。衣服。

②動物の羽・皮や里芋の皮など、中身をおおっているものをたとえて言う。

引用元:旺文社国語辞典

 
意味①は、「い」の時と同じ意味で「着る物」となっています。

意味②は、服ではないものを服のようにたとえる使い方ですね。

たとえば、「歯にきぬ着せぬ」といった使い方をします。
 
 
最後の読み方は、「ころも」
 

【衣(ころも)】

①着る物。衣服の総称。

②僧尼がまとう衣服。法衣。僧衣。「黒染めの-」

③菓子・揚げ物などの外側の皮。「天麩羅の-」

引用元:旺文社国語辞典

 
意味①が「着る物」、意味②が「僧服」ですので、これはこれまでと同じ。

意味③は「天麩羅のころも」という使い方をする「ころも」のことで、一種のたとえですね。
 
衣服
 

②「服」の辞書での意味!

「衣」の意味を解説しましたので、次は「服」の意味。
 

【服(フク)】

①きもの。「服装・服飾・洋服・和服・衣服」

②おびる。身につける。「服佩」

③身につけて忘れない。「服膺」

④㋐したがう。くだる。随従する。「服従・屈服・心服・敬服・畏服」㋑事に従事する。「服役・服務」

⑤薬や茶などを飲む。「服用・服毒・頓服」

引用元:旺文社国語辞典

 
色々な意味を持つのが「服」という言葉。

意味①は「きもの」となっていますので、これは「衣」と意味が同じです。
 
 
意味②が「おびる」「身につける」ですが、これはつまり「着る」「つける」に近い意味。

たとえば、「刀をおびる」とは「刀を腰に下げる」という意味です。
 
 
意味③は「身につけて忘れない」という意味ですが、滅多に使われることがありません。

「服膺」という熟語がありますが、意味は「身につけて忘れない」ということ。
 
 
意味④の㋐は「したがう」で「服従」「屈服」といった使い方をしますし、㋑は「従事する」で「服務」「服役」といった使い方をします。
 
 
意味⑤は「飲む」という意味。

「薬を服用する」「薬を服す」といった使い方をする「服」ですね。
 
 
意味が①~⑤までありますが、「衣」にはない意味が②③④⑤の部分となります。
 

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2.「衣」「服」と「衣服」の違いは?

最後は、「衣」と「服」を合わせた「衣服」の意味を紹介していきます。

「衣服」を辞書で調べると…。
 

【衣服(いふく)】

・身にまとうもの。着物。

引用元:旺文社国語辞典

 
このように、「身にまとうもの」「着物」となっていますので、前項で紹介した「衣」や「服」と意味が重なります。

ですから、「衣」=「服」=「衣服」ということ。
 
 
ただし、「服」には「飲む」や「従う」など他の意味もありますので、注意が必要です。
 

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まとめ

以上が、「衣」と「服」の違いについてでした。
 
 
「衣」と「服」は、どちらも「着る物」のことで同じ意味です。

ただし「服」には、「飲む」「従事する」「従う」「身につけて忘れない」「身につける」などの意味がありますが、この意味は「衣」にはありません。
 
 
それから、「衣服」という言葉がありますが、これも「着る物」という意味。

つまり、「衣」と「服」と「衣服」は基本的に同じ意味です。

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