人間関係で良く語られるのが「価値観の違い」という言葉。
「価値観」とは、「物事を評価する時に基準とする、何にどういう価値を認めるかという判断」のこと。
つまりは、「人それぞれの、物事の優先順位や、重みの位置づけといった考え方」のことです。
では、この「価値観」、どのような場面でどのように使うべきなのか?
ということで、「価値観」の使い方を例文で紹介していきます。
特に、簡単な短文でわかりやすく紹介しますので、ご期待ください。
1.「価値観」の使い方を例文で!
・あなたは車が大好きなのかもしれないが、私はその車ごときに1000万円以上使うことに納得できない。私は生活費を最優先にすべきだと思うし、これは価値観の違いだ。
・そこまで節約する必要があるのか?私は便利な生活をするためにお金を使いたいと思っている。お金は貯めるものではなく使うものという価値観を持っている。
・あなたは痩せた女性とお付き合いしたいと思っているそうだが、私は痩せた人は好きではない。どちらかというと健康的な女性の方がタイプであり、これは価値観の違いだね。
・先輩は必ず階段を使って4階まできている。僕は必ずエレベーターを使っているのだが、健康と時間のどちらをとるかといった価値観の違いなのかもしれない。
・夫の趣味であるフィギュアで部屋があふれかえっている。私はこのフィギュアにどういった良さがあるのか理解できな。それは、やはり価値観の違いといえるのかもしれない。
・あなたは人間関係の融和を心がけてきたと思うが、管理職になったらそれだけでは駄目。時には心を鬼にして、部下に嫌われても仕事を優先しなくてはいけない。自分の価値観を否定しなくてはいけない場合もある。
・私は、車は低燃費が一番だと思っている。あなたは、なぜ排気量の大きい車が好きなのか私にはわからないが、これは価値観の違いなのかもしれない。
・ホラー映画は苦手である。なぜお金を払って恐い思いをしなくてはいけないのか…。ホラー映画好きの価値観がどうしてもわからない…。
・私は国内で事業をして雇用を生み出すという価値観を重んじてきた。人によっては、海外に拠点を移して節税する人もいるようだが、私には理解できない…。
2.「価値観」の類義語!
続いて、「価値観」と似た意味の言葉を紹介します。
わかりやすいのは、冒頭でもチラッと触れましたが「物事の優先順位」。
どの物事を優先にするのか、その価値の判断になります。
また、「物事の重み」「物事の格付け」なども当てはまりますね。
他は以下のとおり。
「価値基準」
「価値判断」
「選択基準」
こんな具合です。
まとめ
以上が、「価値観」の例文についてでした。
参考にしてください。
ところで、「価値観」といえば、時々「価値感」という字を見かけます。
「観」と「感」に違いなのですが、実は「感」は間違い。
「価値感」という言葉は存在しませんので、気を付けましょう。