慣用句である「目を丸くする」。
「目を大きく丸く見開く」ということ。
つまりは、「驚いて、目を大きく見開く」という意味です。
では、この「目を丸くする」、どのような場面でどのように使うべきなのか?
ということで、「目を丸くする」の使い方を例文で紹介していきます。
特に、簡単な短文でわかりやすく紹介しますので、ご期待ください。
1.慣用句「目を丸くする」の例文を簡単な短文で!
・高校時代は、特に美人でもなく普通の女性だった。数年後、化粧をした彼女を初めてみたのだが、女優のような美しさに目を丸くした…。
・部長から臨時異動の内示をもらったのだが…。突如、管理職への登用だったことから、思わず目を丸くしてしまった。全く予想していなかった。
・この国に入国したのは初めてなのだが、人の多さには目を丸くしたよ。やはり、実際にきてみないとわからないことはたくさんあるものだ。
・どうしても落ちない汚れで、半分あきらめていたのだが…。友人のすすめで酢を使ってみたら、簡単に落ちてしまったことから、思わず目を丸くしてしまった。
・就職して初任給をもらったことを親に伝えた。研修ばかりで仕事を全くしていないにもかかわらず、意外に高額だったことから親は目を丸くしていた。
・一緒にラウンドをまわった学生は、コースでゴルフをするのは初めてと言っていた。しかし、そのスコアは私とほとんど変わらなかったことから目を丸くしてしまった。
・県道沿いには果樹園の直売所が立ち並んでいて、品質の良い果物が目を丸くするほど安い値段で販売されています。
・地元の幼馴染が、国際マラソン大会で優勝したというニュースをきいて、思わず目を丸くしてしまった。
・農家の方から、ぜひ生で食べてみてほしいと言われた。本来は辛みがあるはずのピーマンが甘かったことから、目を丸くしてしまった。
・工場見学を終了して、本社のセミナーに参加した。その中でロボット開発に関する話があったのだが、その研究開発費をきいて目を丸くした。
2.慣用句「目を丸くする」の類義語!
続いて、「目を丸くする」と似た意味の言葉を紹介しますね。
同じ「目」に関する慣用句では、「目を見開く」があります。
その他では、「目を見張る」「瞠目(どうもく)する」といったものも。
これらの意味は、「目を丸くする」と同じです。
その他は、以下のとおり。
「舌を巻く」
「感服する」
「度肝を抜く」
「仰天する」
「言葉を吞む」
などがあります。
まとめ
以上が、「目を丸くする」の例文についてでした。
参考にしてください。
「目を丸くする」は、様々な驚きに対して使います。
信じられないような悪い物事でも、素晴らしく良い物事に対しても使うことができますが…。
「舌を巻く」や「感服する」などは、良い物事だけに使います。