漢字の「琢」。
「切磋琢磨」といった、四字熟語でおなじみの漢字です。
ですが、この「琢」…、名前に使われることも多く…。
下のような旧字も時々目にします…。
チョンと「点」が加わっています。
この旧字の「琢」なのですが…。
問題となっているのが、パソコンなどに簡単に出すことができないということ…。
そんなわけで、こういった漢字のパソコンへの出し方を徹底的に調べてみました。
本記事では、「琢」の旧字をパソコンに表示させる方法について、わかりやすく解説していきます。
かなり深掘りしましたので、ご期待ください！
1.「琢」の旧字の出し方！
「琢」の旧字をパソコンに表示させるには、大きく2つの方法があります。
それでは、それぞれ方法について詳しく説明していきますね。
①「琢」の旧字はフォント変更で！
「琢」の旧字の出し方として、最も簡単なのが「フォント変更」です。
表示された「琢」を選択し、フォントを変更するだけなので簡単ですね。
具体的には、「Microsoft YaHei」などのフォントに変更してください。
「Microsoft YaHei」の関連フォントであります、「Microsoft YaHei Light」「Microsoft YaHei UI」「Microsoft YaHei UI Light」にしても旧字の「琢」が表示されます。
その他は、「Malgun Gothic」「SimSun」「NSimSun」でもオッケー。
試してみてください。
②「琢」の旧字は文字コードで！
それから、「文字コード」を使う表示方法もあります。
パソコン上の文字には、それぞれに「文字コード」があるのですが…。
その「文字コード」をワードなどに打ち込み、キーボードの「F5」を押すことで該当の文字が表示されます。
そして、「琢」の旧字の文字コードは、「FA4A」。
文字コードのアルファベットは、小文字で「fa4a」と打っても大丈夫です。
それから、「FA4A」と打ってから「F5」を打つ前に「エンター」を押してはいけません。
「FA4A」と打って、変換できる状態を維持したまま「F5」を押します。
また、入力設定は変換不可の状態となる「直接入力」ではなく、「全角英数」で打ってください。
パソコンの入力設定がローマ字変換となっている場合は、「全角ひらがな」などの日本語でもうまく表示できます。
日本語入力で、「FA4A」と打つと「ふぁ4あ」となりますので、そのまま「F5」を押すと「琢」の旧字が出てきますよ。
2.「琢」の旧字を変換だけで出す！
「琢」の旧字の出し方は、前項で説明したとおり2つの方法がありますが…。
残念ながら、「変換」だけで出すことはできません。
ただし、一度出した「琢」の旧字を「単語登録」しておけば、その後は変換だけで出せるようになりますよ。
登録は簡単ですので、ぜひお試しください。
では、具体的な手順を説明します。
ワードなどを開いたら、タスクバーにある「あ」「A」のマークを右クリックしてください。
上のメニューが出ますので、その中の「単語の登録」をクリックしましょう。
すると、下のダイアログボックスが表示されます。
この中の、「単語」の空欄に一度表示させた「琢」の旧字を貼り付けます。
次に、「単語」の下にある「よみ」の空欄に「読み方」を打ってください。
「たく」と打つのが無難だと思いますが、「た」など何でもかまいませんよ。
読み方を打ったら、一番下の「登録」ボタンを押してください。
これで完了ですが、ダイアログボックスが残っているので「閉じる」を押して消しましょう。
単語登録が完了したら、登録がうまくいっているかどうかを確認してください。
「よみ」の欄に入れた言葉をワードなどに打ち込み、変換によって「琢」の旧字が候補となっていれば成功です。
まとめ
以上が、「琢」の旧字をパソコンに表示させる方法についてでした。
「琢」の旧字は、「フォント変更」や「文字コード」を使うことで表示させることができます。
「変換」だけで表示させるには、一度出した「琢」の旧字を「単語登録」してください。
簡単ですよ。