会話や文章などで、しょっちゅう使われる「つまり」という言葉。
「話の落ち着くところは」「要するに」「結局」という意味。
また、その他に「別の語に置きかえれば」「言い換えると」「すなわち」という意味もあります。
では、この「つまり」、どのような場面でどのように使うべきなのか?
ということで、「つまり」の使い方を例文で紹介していきます。
特に、小学生にでもわかりやすいように簡単な短文で紹介しますので、ご期待ください。
1.「つまり」の例文を小学生にでもわかりやすく!
・今日は寝る前に目覚まし時計をセットし、そして必ず起きること!つまり、明日は絶対に遅刻するなということだ。【話の落ち着くところは】
・彼は、勝手に約束を破ったりしないし、全てにおいて誠実な男。つまり、私にとって彼は最も信頼できる人間であるということを言いたい。【話の落ち着くところは】
・「疲れた」とか「気分が乗らない」とか言っているが…。つまり、あなたはもう帰りたいということなのですか?【話の落ち着くところは】
・「その…」、「あの…」、「何と言いますか…」、「すみません…」。「…」、「つまり、私はあなたが好きです」。【話の落ち着くところは】
・長い時間をかけて話し合いを続けてきたにも関わらず、何も決まらない。つまり、どちらも譲歩する気がないということのようだ。【話の落ち着くところは】
・私はコーヒーに砂糖やミルクを入れるのは好きではありません。つまり、ブラックコーヒーが好きです。【別の語に置きかえれば】
・お前に勝てる奴は誰もいない。お前の敵になる奴は誰もいない。つまり、お前が一番強いということだ。【別の語に置きかえれば】
・私の母国語は日本語であり、その他の言語は話すことができません。つまり、私は日本人ということ。【別の語に置きかえれば】
・私は、鶏肉は全く食べませんし食べようとも思いません。つまり、鶏肉が嫌いだということです。【別の語に置きかえれば】
・家族は妻との二人暮らしで、基本妻は毎日家にいます。そうです、つまり、専業主婦ということです。【別の語に置きかえれば】
2.「つまり」の類義語!
続いて、「つまり」と似た意味の言葉を紹介します。
「話の落ち着くところは」という意味では、冒頭でも触れたとおり「要するに」「結局」。
その他には、「行き着くところ」「とどのつまり」などが当てはまります。
それから、「別の語に置きかえれば」という意味では、以下のとおり。
「言い換えると」
「すなわち」
「簡単に言うと」
「一言で言うと」
「簡潔に言うと」
「わかりやすく言えば」
などがあります。
まとめ
以上が、「つまり」の例文についてでした。
参考にしてください。
「つまり」は、「話の落ち着くところは」「別の語に置きかえれば」といった2つの意味があります。
ただし、これは「つまり」を副詞として使った場合。
名詞の「つまり」は、パイプなどが詰まるという意味や、行き詰るという意味などがあります。