四字熟語である「日進月歩」。
「日ごと月ごとに進歩する」という意味。
つまりは、「常に、絶え間なく進歩していく」ということです。
では、この「日進月歩」、どのような場面でどのように使うべきなのか?
ということで、「日進月歩」の使い方を例文で紹介していきます。
特に、小学生にでもわかりやすいように簡単な短文で紹介しますので、ご期待ください。
1.「日進月歩」の例文を小学生にでもわかりやすく!
・スマートフォンの機能は日進月歩です。また、そのスマートフォンにもたらされる情報も日々進化しています。
・最近の医学はすさまじいスピードで進歩していて、まさに日進月歩です。日々学ぶことが求められます。
・スポーツ科学は日進月歩で発展しています。そしてデータを収集するためのスポーツ科学計測に必要なテクノロジーも急激な進歩を遂げています。
・ドローン技術も日進月歩を続けていますが、価格がより庶民的になり、バッテリーの駆動時間が伸びることでさらに普及するのではないかと思います。
・甲子園で実績を重ね信頼を勝ち取り、胴上げ投手となった。大学での4年間も努力を続け日進月歩で、成長しなくてはならないと思っている。
・メディア対応を行ったコーチの第一声は「選手は日進月歩、成長している。明日の決勝はベストを尽くすだけ」と静かに語った。
・ロボット産業は日進月歩で進化し、現在ではまるでSF映画に登場していたかのようなロボットも数多く登場しており、ロボット産業の未来から目が離せません。
・毎日のように新しい技術を駆使した医療機器開発のニュースが絶えません。日進月歩の技術革新や市場の成長を感じながら医療の発展に貢献いただくことができます。
・企業活動においてマーケティングの重要性は誰もが知るところです。しかしその手法は日進月歩であり、時流にあわせ常に進化させなければなりません。
・科学技術の進歩は日進月歩であるため、科学技術が一般国民から離れた手の届かない世界のような印象を与えてしまうのは逆に良くない。
2.「日進月歩」の類義語!
続いて、「日進月歩」と似た意味の言葉を紹介します。
同じ四字熟語では、「日就月将」。
意味は、「日進月歩」と同じです。
それから、「日進月異」。
「日進月異」の意味も「日進月歩」と同じです。
その他は、以下のとおり。
「目まぐるしく」
「飛躍的に」
「急速に」
「急激に」
「とんとん拍子に」
などがあります。
まとめ
以上が、「日進月歩」の例文についてでした。
参考にしてください。
気をつけていただきたいのは、「日進月歩」の意味は「常に、絶え間なく進歩していく」といこと。
「常に」「絶え間なく」ということは、「急速に」「急激に」ということであり、ゆっくりと進むことではありません。
コツコツと少しずつ進歩することではありませんので、気をつけてくださいね。